
大切なお金の話
みなさんが木のマンションリノベーションを検討していくにあたって、把握しておきたいのは「いったいどれくらいの施工金額になるのか?」ということだと思います。
Lagomの「木のマンションリノベーション」は簡単に言えば、現在の住区画内にフルオーダーの注文住宅を建てることとほぼ同じです。
設計後に積算してからお見積もりを提示するため、最初に一概にいくらですというのは難しいのですが、それでは進めていくことはできないと思いますので、事例を基にご参考になる価格をお伝えできればと思います。

全面リノベーションの
費用ってどれくらい?
住宅性能を向上させるための工事や家具・照明・空調などを含まず、新築レベルに戻す全面リノベーションでも、例えば70㎡のマンションであれば税別1,000万円から1,500万円前後になるようです。
「木のマンションリノベーション」は、住宅性能を向上させることを基本とし、壁や天井に断熱工事を施したり内窓を設置する断熱改修工事や、乾式二重床工事などの見えない大切な工事を実施します。
さらに無垢材や珪藻土などの自然素材を使い、造作家具を作りこんでいくため、素材の単価、大工さんや専門職人さんの費用が変わってきます。
整理収納アドバイスを実施すればその分の費用が加わります。
Lagomのモデルルームのプランをそのまま再現すると約2,280万円(税別)。広さ約70平米前後のマンションですと、約2,400~2,600万円(税別)になると思います。あくまでも参考なので設計内容や使用する材料、種々の諸経費などによって価格は変動していきます。
最近は建築資材の価格が短期間で見直し(値上げ)されていますので数ヶ月後には金額が変わっていることがあります。
また、これらの金額の他に消費税・引越し費用や仮住まい費用も予算に含んで検討していくことになります。
「木のマンションリノベーション」
のとらえ方
施工費の額面だけを見ればとても大層に感じられると思います。しかし「木のマンションリノベーション」を検討された方は、今後数十年そこに住んでいくためにその必要性と重要性を十分に理解された方々です。ですから、
「家族のかたちが変化する10年後には引っ越すかもしれない」
「いずれは田舎に戻るので売却する」
ということが起こり得る方には、「木のマンションリノベーション」はそぐわない選択肢です。
ここまでの高額な工事は、まず「長く住むこと」でその価値を享受できます。「長く住む」ということは、私たち自身も住まい自体も時間の経過とともに衰えていきます。身体や健康面で言うならば寒暖差による傷病やヒートショックなどの事故のリスクを下げることが最大の価値だと言えます。
私たちの木のマンションリノベーションは、マンションの問題である「暑さ」「寒さ」「結露」を根本部分から解決します。そしてそれぞれのマンションが持つポテンシャルを最大限引き出し、この先ずっと快適で豊かに暮らしていただくための工夫を突き詰めています。
これは言い換えるならば、家族や自身に対する投資です。
また住まい自体も、安価で施工のしやすい新建材を用いれば工事の費用は格段に下げることが可能でしょう。この部分においては一日の長があると言えます。
しかしビニルクロスも合板フローリングも、10年もすれば劣化が進み交換などのメンテナンスが必要です。その時に数十万~百万円以上のコストがかかります。もしあと30年住むのならば、その機会はあと3回やってきます。
さらに新建材にはたくさんの化学物質が使われていて、それが原因で健康を損なう人が一定数おられます。花粉症などのアレルギー疾患と同じで、体内に取り込まれた量が飽和すると発症します。
しかし珪藻土を塗った壁や天井、無垢の杉を貼った床は、基本的にやり替える必要はありません。また自然素材には化学物質は含まないため健康を損なうリスクはほぼありません。
表面上の金額だけでは測れない価値についての対価であると考えることができるならば、それは価格分の価値があるものだと言えるのではないでしょうか。

お金と同じくらい大切なこと
ここまでお話したとおり、「ここに住み続ける」と「終の棲家」にされるという思いでなければ、木のマンションリノベーションはもったいないことになってしまうかもしれません。
その上で大切なことは
「Lagomの木のマンションリノベーションが本当にそれだけの価値があるのか?」
「Lagomの設計士や大工さんは本当に信頼できるのか?」
「本当に快適な暮らしがずっと続くのか?」
という疑問を解消することが大切になってきますので、実際に完成したお家や工事中の現場などを何度も見学していただいて、お客様ご自身の目で見て体感して検討を深めていただく機会を設けています。
見学会などのイベントはホームページ告知前にご相談中の方々で予約が埋まってしまうことも良くあるため、まずは資料請求からお願いしております。
資料請求いただいた方から優先的にご案内をさせていただきます。
もちろん、初めから終の棲家にすると決まっているわけではないかもしれません。
木のマンションリノベーションへの憧れから始まり、具体的に検討を進めていく中で段々と知識や理解を深め、決めていかれる方がほとんどです。ぜひじっくりと検討なさってからお任せくださればと思います。
