COLUMN

Lagomの住まいづくり

電磁波対策「オールアース®」施工

 

現代人は「なんとなく」「原因不明の」倦怠感や頭痛や疲労といった、体調不良に見舞われることが多くなりました。

 

その多くは住まいや職場などの環境、つまり建築に起因することが多いです。空気環境でも触れた、建材から揮発する化学物質やハウスダストの影響がそれです。実はそれ以外にも原因があり、それが屋内の電気配線から発生する電磁波によるものです。

 

電磁波とは電場と磁場とその周波数からくる造語ですが、私たちの暮らしが豊かになってくるにつれてその影響が深刻になってきました。実際に住宅の屋内配線の量は50年前の150mから1,000mと約6倍に、分電盤の数は6回路~から23回路へと約4倍に増えています。

 

これらが増えると何が困るのかということをものすごく端的に2つお話すると、電磁波の影響で身体が静電気を帯びた状態になるため、花粉やハウスダストを誘引しやすい状態になることでアレルギー疾患になりやすくなります。そしてもう一つは体が帯電することで副交感神経の活動を狂わせるため、例えば眠っていても起きているような状態になります。睡眠の質が悪いので、慢性的に疲れを感じたり体のダメージの回復が遅くなっていきます。

症状が重篤な方は「電磁波過敏症」という、「化学物質過敏症」と並ぶ病気になります。

 

私たちはこのような病気になることをを防ぐためにオールアース®という電磁波対策工事を行います。オールアース®とは電磁波を誘引する素材を用いて、電気配線から出る電磁波が壁内から室内に出る前に誘引してアースで地球に戻します。そうすることで電磁波が壁や床から伝わって体内に溜まるのを防ぐので、副交感神経の邪魔をすることも少なくなります。

 

Lagomのリノベは「温熱環境」「空気環境」「湿度環境」を整える施工を行うとお話しましたが、この「電磁波環境」も重要な要素です。建築には建築生物学というのがありそれを「バウビオロギー」といいます。バウビオロギーとは、ドイツ発祥の「建物が人の健康を害してはならない」という考え方です。それは、人と自然は切り離して生きることができないというところから始まり、私たちにとって最も身近な自然とは「家」であることへと繋がっていきます。そしてバウビオロギーを構成する4つの要素があり、まさにそれらがLagomの行う「温熱環境」「空気環境」「湿度環境」「電磁波環境」を整えるということなのです。